考:同僚
昨日・・・同僚の一人としゃべっていて、彼女をげらげら笑わせていたら、ふいに彼女が言うのです・・・
「グレさんって、おもしろい人なのねー?オモシロ系、だったのね~?けらけら・・・」と。
彼女とつきあって3年・・・3年目にしてやっと、やっと・・・ワタシをわかってもらえたのでしょうか?
(うがった言いかたをしますと、さんまさんの気分でした・・・)
しかし、ワタシもこう思ったのです・・・
『この人って、マジで天然なんだ!?』と・・・
つきあって3年目・・・彼女が「ド・天然」だと知ったのです。
・・・彼女ばかりを責められませんね。
・・・同僚って、大事なポジションだと思いましたよ。
そのとき話してたのは、以前、ワタシともめて辞めていった元同僚のことなんだけど・・・
その時期のことをどう思うかきかれたんだけど・・・
マジで本当に本心からそう思ってるんだけど、「あの付き合いは非常に学ぶものがあった」と。
・・・友だちにはゼッタイならないタイプでしたよ・・・
好みも、考えかたも、行動も、生い立ちも、体つきもまったく真逆で・・・
高校の同じクラスにいたとしても、教室の対角線上にいるような人でしたよ。
向こうからみてもそうだったはずで、「グレちゃんみたいな子をいじめてたわ!」ってよく言ってたと思う。
だから、フツーに生活してたら、友だちになんかならないし、お互いを避けて、けっして交わることなんかないはずでした。
でも、「同僚」になると、どんなタイプだろうが「つきあわなきゃならない」・・・。
この「しかたなくつきあう」ということが意外と大切なんだと、最近、思うようになりました。
「しかたなく」というとイヤイヤっぽいけど、これは、じつは親や姉妹と同じなんですよね~?
自分では選んだわけではないけど、生まれたときから決まってたから・・・まあ・・・一緒に生活する・・・みたいな。
同僚だって、社長が「ホイ!」と選んだ人で、自分が選んだわけではない。
だから、自分の大嫌いor超苦手なタイプとぶちあたることもあるけど、まあ、我慢してつきあうことになる。
でも、その苦手なものに向き合ってるうちに、それが平気になるか、受け入れるか、イヤでも苦手でもなくなるか、むしろ自分にはないものに気づいて、それを魅力と思うようになるか・・・
そういうことに気づかせてくれる存在=それが同僚・・・なんだと。
親や姉妹と違って、職場&仕事がらみのつきあいだから、余計な摩擦や軋轢もあるし、目的意識に決定的な違いがある場合は、どうやってもうまくはいかないんだけど。
昔は・・・「同僚なんてただの同僚で、それ以上でもそれ以下でもない」と思ってたけど、「これは思ってもみない「価値」が潜んでたな・・・」と、気づきました。
みんなは気づいてるのかもね?しくしく・・・
ワタシがまだ、店のお客さんだった頃・・・その頃に入社した女の子が辞めることになって、ちょっとした「送りだし会」をセッティングしました。
ワタシは、人を集めたり、大勢でガヤガヤ・・・するのは好きじゃない派だし、幹事なんかも絶対しない「呼ばれれば行く派」・・・だったけど。
今回は、なんかちょっと集まりたいかな?と思いました。
だって、10数年も同じ会社にいて、「じゃあね!バイバイ!!」のメールだけじゃ~あまりにも・・・寒いかな?と。
それに、ワタシを「おもしろい人ねー」と言った彼女も、近いうちに店を離れることがわかっているので、この彼女のためにもみんなを集めてあげようかな?という気になりました。
最近は、彼女が店を離れてもずっと付き合っていうだろうな・・・?という、なにか「縁」のようなものも感じるようになってきてることもあります。
そうだな・・・「同僚」って、「縁」なんだな?
「送りだし会」に、呼びかけたみんなが応じてくれたのがなにより嬉しいです。
断られたら、ちょっと悲しかったかも?
まあ、送りだす子の魅力なんだろうけど・・・
二つ返事で集まってくれると言ったみんなは、「同僚」というつきあいを、どう思っているのかなあ~?
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