昨日は「日本茶アドバイザー講座」の最終日・・・
朝一番に試験が終わって、残りの時間で行われたのは、「おいしいお茶を淹れるのは誰だ?勝ち抜き選手権!」というイベントでした。 
資格取得には関係ないけど、これが、ひじょ~にオモシロくて楽しかったので、(試験の話はスル―して・・・
)その様子をちょっと書きたいと思います。
(講座中は撮影禁止なので、写真がなくてごめんなさい・・・)
・・・受講生は全部で40人くらい・・・
1回戦は全員が一斉に「よーい・・・はじめ!
」で、お茶(煎茶)を淹れます。
みんな同じ茶葉を使って、茶葉の量は好きなだけ使っていいけど、ただ、湯は急須に8分目入れることと、5分間で淹れるのがルールでした。
ここでのポイントは、5分間で、にいかに「湯ざまし」を行うか・・・
ポットのお湯は熱湯で、夏なので湯が冷めにくいうえに、5分間で抽出まで完了しなければいけないので、じっくり待つ・・・というわけにはいきません。
いわゆる「普通蒸し煎茶」は、茶葉の量と湯の量、湯の温度、抽出時間・・・これらの組み合わせがお茶の味を決めるので、どこに自分の出したい味をもってくるか?
できれば、甘みとうま味を引き出したいところだけど・・・難しい・・・
ワタシのお茶の好みは、「香り」「渋み」「甘み」「うま味」「苦味」・・・の順なので、これなら湯ざましはほどほどでイケるし、自分のいつも淹れてる「やりかた」で挑むことにしました。
・・・1回戦は、ワタシともうお一人の票が2対2になってしまい、講師の先生の「ワタシはグレさんの渋みのあるお茶が好みなんだけど、もうお一人のほうが、多くの方の好まれる味かと・・・」という理由で、ワタシが負けてしまいました。
しかし、その後「敗者復活戦」がおこなわれて、ワタシのお茶が5人の挑戦者のなかでひとりだけ満点の評価をいただいて、みごと2回戦に進めました。
(惜しくも敗れたみんなから「頑張ってね!」と言われて嬉しかった。
)
2回戦は、ワタシともう一人の勝ち抜いた人2人がお茶を淹れます。
審査員は、1回戦で敗れた3人と、講師の先生のあわせて4人です。
結果、・・・ワタシが負けたんだけど、先生方から「グレさんのお茶は香りがすごく良くて、香りをとるか、(もうお一人の方の)バランスの良さをとるかで、とても迷いました・・・」などの講評をいただいて、お仲間さんから「もう一杯飲ませて~」などと言われたり、自分の求めてた味で負けたので、ある意味満足でした。
その次は準々決勝だったけど、その手前で落ちたワタシが審査員になり、その他の受講生は「ギャラリー」だったので、「準々決勝の審査員だ」ってだけでも、ひじょうに名誉でした。
ワタシより上まで勝ち残った方々の淹れたお茶は、味のバランスがよかったり、雑味がなかったり、「何杯でも飲みたいと思える味だ!」などなど・・・感心させられることしきり・・・。
逆に、この真下までいけたのは、我ながらホントに奇跡だと思いました。
・・・他にももっと「決勝戦の意外な結末」など、オモシロいことがあったんだけど、そこまでなかなか書ききれません!
機会があれば、また、(テキトーな場所で)話すかもしれませんが。
講座が・・・終わってしまいました。
これで、いちおうワタシの「夏のチャレンジ」は終わり。
さかのぼれば、春のモヤモヤ気分はどこへやら・・・?
苦しいながらもとてもよい経験ができたし、自分の勇気ある決断をたたえ、そして周りのサポートに感謝です。
思いつきで始めて、ここまでやれたって・・・結果オーライなんだろうけど?
試験の結果は・・・3日後くらいの予定です。
「ド素人にしてはよくやれたなあ~・・・」と、今日になってやっと満足しています。
あとは、11月の「日本茶インストラクター」ですが、これも腕試しと思って、受けることにします。
もうちょっと挑戦したくなったので・・・。
みなさんの励ましと応援に感謝です。ありがとうございましたー!
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