棚からぼた餅ディナー
いつもの“森の中のロッジ”にお泊まりですが、ところが、今回はちょっとしたハプニングが。
こちらではいつもはブッフェ形式の夕食なのですが、今回にかぎって・・・「本日のレストランはグレッグ様方(仮)の貸し切りとなっておりまして・・・」と突然言われて・・・。
?
なんとこの日はワタシ達以外に3組のとまり客しかなく、しかも他の人たちは到着が遅いとか!ロッジで自炊するとか!絶食中だとか!(嘘)
このレストランで食事をするのが、この日はワタシ達だけだというのです。
このレストランは、けっこう広いんですよ~。なにせ、客室が30以上ありますからね~・・・。
そんな広い所で、・・・うちらだけ?
たった2名のために、さすがにビュッフェはないぞってことで、「シェフがもう~はりきって、特別メニューをご用意いたしておりますから~!」って、どんな「特別~?」
テーブルにはキャンドルまで用意されてるし~?
この日だけのメニューが印刷されて置かれてるし~?
『ロウソク1本でいいぞー!照明も暖房も暖炉ももったいないから、全部消しちゃってください~!』ってな感じでした。
(なんなら、シェフだけ残して、フロアの皆さんはお帰りくださっても・・・ぐらいな?)
・・・お料理はと言えば、オードブルからメインディッシュ、焼き立てパンから、デザートまで・・・。
心のこもった、とてもおいしい夕食でした。
(ビュッフェのときでも、もともとおいしいところなのだ。)
最後には(噂の)シェフまでご登場いただき、「いかがでしたでしょうか~?」なんて言われて。
『いや~・・・ワタシは味オンチなんで・・・』とか、『他人に作ってもらったら、なんでもおいしい・・・』とか、『コーヒーおかわり!』『岩塩ウマー!』なんて、とても言えない。
(『デザートにプリンが2種類は多いぞー!』なんて、なかなか言えない~!)
翌朝もワタシ達だけの朝ご飯で、「シェフのはりきりメニュー」がどんどん出てきて・・・。
特に、「朝はいつもパンだけ」のオットは苦しそうでした。
「いつものビュッフェと違うんですが、量はいかがでしたか~?」
「・・・お、おいしいけど、多いです・・・。」
って、客の中でも最も小食な客に当たってしまいましたね~。
「・・・なんかの記念日に振替えるか~?」って、なんだか急に贅沢な1日でした。
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